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ロレックス・サブマリーナー(16610)の特徴は?現行との違いもチェック

サブマリーナー(16610)の特徴は

高級腕時計ブランドの中でも最高峰の知名度と人気を誇るロレックス。その100年以上の歴史の中で多くの傑作コレクションを生み出すことで、現在に至るまで高い評価を受けてきました。

当記事ではそんなロレックスのダイバーズウォッチであるサブマリーナーのロングセラーモデル「Ref.16610」について詳しく解説します。現行モデルとの違いについても解説しますので、サブマリーナーのご購入を検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

ロレックス・サブマリーナー(Ref. 16610)は大人気ロングセラーモデル

ロレックス 16610

スペック表

製造年 1988年~2010年
製造年 1988年~2010年
搭載ムーブメント Cal.3135(毎時28800振動、自動巻クロノメーター)
パワーリザーブ 約48時間
防水性能 300m
ケースサイズ 直径40mm
厚さ 12.5mm
素材 ステンレススチール
風防 サファイアクリスタル
重量 135g
機能 逆回転防止ベゼル
夜光(トリチウムまたはルミノバ)

Ref. 16610は1988~2010年の間、20年以上製造されていたロングセラーモデルです。サブマリーナーの中では第4世代にあたり、幾度とないマイナーチェンジによって洗練されたそのフォルムが魅力となっています。

セラクロムを採用した現行のサブマリーナーとは異なりベゼル素材にアルミを使用していますが、完成されたそのデザインは生産終了となった今でも高い人気を集めています。

ちなみに、日付表示を備えているため「サブマリーナー デイト」に分類されます。

ロレックス・サブマリーナー(Ref. 16610)の特徴

サブマリーナーRef. 16610と現行モデルの違いを解説する前に、まずはRef. 16610の特徴についてさらに深掘りしていきます。

このモデルはあのエクスプローラーRef.14270と並んで人気の高いモデルであり、派生モデルも存在しています。また、高性能ムーブメントCal.3135を搭載しているため、実用性に関しても現行機に全く引けを取らないモデルとなっています。

エクスプローラー(Ref.14270)と並ぶ人気モデル

ロングセラーモデルであるRef. 16610は、今なお中古市場で人気の高い定番サブマリーナーとなっています。その人気は、現在のエクスプローラー人気を築いたとも言えるRef.14270に並ぶほどであり、20年以上売れ続けたという事実にも納得できます。

ちなみに、1年違い(エクスプローラーが1989年発売)で誕生したこの2モデルですが、サファイアクリスタル風防の採用や高振動ムーブメントの搭載など、どちらも従来機から大きく実用性が向上したことで有名です。

使用しているムーブメントはCal. 3135

Ref. 16610に搭載されているのは、登場から2020年までロレックスで30年以上使われていたムーブメント「キャリバー3135」です。

プロフェッショナルモデルを中心に搭載されていた高振動ムーブメントで、クロノメーター認定の高い精度を備えているだけでなく、メンテナンス性にも優れるというまさに傑作と呼ぶべきムーブメントです。

現行サブマリーナーに搭載されているキャリバー3235に比べ若干パワーリザーブなどの点で劣りますが、それでも十分に高い性能を有していると言えるでしょう。

派生モデル(Ref. 16610LV)もある

Ref. 16610の派生モデルとして、Ref. 16610LVが2003年に登場しています。こちらはサブマリーナーの誕生50周年を記念したモデルと言われており、コーポレートカラーである鮮やかなグリーンのベゼルがその最大の特徴となっています。

グリーンベゼルを採用したサブマリーナーは「緑サブ」や「グリーンサブ」という愛称がつけられるほど人気が高く、Ref. 16610LVも現在に至るまで高い人気を集めるモデルとなっています。

ロレックス・サブマリーナー(Ref. 16610)と現行モデル(Ref. 126610LN)の違い

ここからはRef. 16610と2020年に登場した現行機「Ref. 126610LN」を比較し、新旧サブマリーナーの違いを詳しく解説していきます。

見た目から分かるようにそこまで大きな変更点はありませんが、ケースサイズやダイヤルデザインなど細かなディテールに違いがあるので、両モデルの購入を検討中の方はぜひ最後までチェックしてみてください。

ケースサイズが1mm大型化

Ref.16610のケースサイズが40mm径であるのに対し、最新モデルのRef. 126610LNは41mm径にサイズアップされています。

腕時計のケース径は少し変わるだけでも全体のデザインバランスに影響が出ることがあり、着用した時のビジュアルも変わってきます。そのため、購入前には実際に着用し、自分に合ったサイズを選ぶようにすべきでしょう。なお、厚みに差はありません。

ブレスレットの幅もサイズアップ

Ref. 126610LNではケースのサイズアップと合わせてラグをシャープにすることで、ダイヤルの存在感が引き立つ絶妙なバランス調整が行われています。

このバランス調整によってブレスレットの幅も1mm増しており、よりがっしりとした手首へのフィット感とマッシブな印象を獲得しています。

Ref. 126610LNはブレスレットの堅牢性が高い

Ref.16610のブレスレットではコマのセンターを中空にすることで軽量化を図っていました。

一方、最新モデルであるRef. 126610LNのブレスレットコマでは、センターも含めた全てを中空でないソリッドタイプにすることで堅牢性の強化が行われています。

それにより、Ref.16610が135gであるのに対し、Ref. 126610LNは159gまで重さが増えていますが、着用した際の重量感や手首への食いつきが改善されたというメリットもあります。

ダイヤルのデザインに違いがある

2つのモデルの間には、ダイヤルのデザインに細かな違いがあります。

例えば、文字盤6時位置にある「SWISS MADE」のロゴですが、Ref.16610ではシンプルにSWISS MADEとメモリの上に表記されているのに対し、現行機ではSWISSとMADEとの間に王冠のマークがあしらわれており、配置もメモリの下に変更されています。

また、ドットインデックスの縁取りも現行機の方が若干太くなっており、光の反射が強調されることで視認性の改善が行われています。

ムーブメントがCal. 3235にアップデート

あまりビジュアル面での違いがない両モデルですが、ムーブメントがCal.3135からCal. 3235にアップデートされたことで、スペック面では差がつけられています。

もちろんCal.3135も多くのプロフェッショナルモデルに30年以上採用されてきた傑作ムーブメントではありますが、Cal. 3235にはより優れた精度と約70時間のパワーリザーブ(Cal.3135は約48時間)が備わっており、そのスペック差は歴然と言えるでしょう。

ロレックス・サブマリーナー(Ref. 16610)の魅力とは?

現行モデルと比べるとどうしても性能面などで見劣りしてしまうRef. 16610ですが、それでも人気が高いのにはもちろん理由があります。

ここではムーブメントや現行機との仕様違いなど、いくつかのポイントに注目して平成の名機とも呼ばれるRef. 16610の魅力を解説していきます。

高性能なムーブメントを搭載していて信頼性が高い

Ref. 16610に搭載されているCal.3135は、旧世代モデルながら非常に信頼性の高いムーブメントとされています。

ムーブメントでは精度や耐久性、安定性はもちろんですが、そのメンテナンス性の良さも重要視されます。Cal.3135はこれらの点で非常に高い水準を誇っており、30年近く採用されていたことからもその信頼性の高さが窺えます。

また、その外観も非常に洗練されており、美しい表面仕上げが施されていることでも高い評価を集めているのです。

軽量で着用時の負荷が小さい

前述の通り、Ref. 16610はブレスレットに中空のセンターコマを採用しています。そのため、使い勝手は現行機より優れており、少ない手首への負荷で着用することができます。

もちろんその分堅牢性は劣りますが、実際にサブマリーナーを潜水に使用しないのであれば、中空ブレスレットであっても全く問題はありません。軽やかさを重視する方には間違いなくRef. 16610がオススメと言えるでしょう。

ロングセラーモデルで人気が高い

1990〜2010年の間に販売されたロングセラーモデルであるRef. 16610は、中古市場で今なお人気の高い定番モデルとなっています。

また、20年間製造されていたためにその流通量も非常に多く、一部のレアモデル以外は簡単に見つけることができるでしょう。

加えて、Ref. 16610のようなロングセラーモデルは高い完成度が約束されていると言っても過言ではないため、モデル選びに迷った際は真っ先に選択肢に加えることができるのです。

ロレックス・サブマリーナー(Ref. 16610)の中古相場

中古市場でのRef. 16610の人気は根強く、2021〜2023年の現在に至るまで中古市場での相場は100〜120万円あたりを推移しています。

1990年に発売された時の定価が50万円程度であったことを考えると、生産終了によってプレミアが付き、2倍ほどにまで値段が上がっていることがわかります。

また、生産終了後に100万円を超えてから現在に至るまで、その相場は大きな変動が無く非常に安定しています。そのため、後の売却を検討している方にとっても魅力的なモデルと言えるかもしれません。

ロレックス・サブマリーナー(Ref. 16610)の売却をお考えの方はカメラのキタムラへ

ロングセラーモデルであるRef. 16610はその人気の高さゆえ、他人と被ることも多いモデルとなっています。

すでにこのモデルをお持ちの方で、近々売却を検討しているのであれば、ぜひカメラのキタムラの高級腕時計買取サービスをご利用くださいませ。

中古カメラの長年の取り扱いで培った経験とノウハウを活かし、お客さまにご満足いただける取引をお約束いたします。

独自システムを採用していてスピーディに査定可能

カメラのキタムラには知識・経験が豊富な専門の査定士が多く在籍しており、独自システムを利用したスピーディかつ適正な査定を行なっております。

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また、出張買取や電話査定、LINE査定にも対応しておりますので、まずはお気軽にご相談ください。

破損品・不動品を売却できる可能性もあり

カメラのキタムラでは、当社の定める規格に適用している腕時計であれば、破損品・不動品であっても買い取らせていただきます。

動かなかったり、大きなキズがあったり、ガラスが割れているモデルであってもお値段が付く可能性がございます。まずは一度ご相談くださいませ。

ただし、当社の定める規格に適用していない腕時計に関しては、買取をお断りする場合がございます。あらかじめご了承くださいませ。

まとめ

当記事では、サブマリーナーのロングセラーモデルであるRef. 16610について、その魅力・特徴や現行機との違いをご紹介しました。

廃盤となった今でも人気の高いRef. 16610は、スペックに関しては1世代前ですが、現行機にはない魅力を多く備えたモデルであるとお伝えできたなら幸いです。

カメラのキタムラECサイトでは他にもロレックスに関するお役立ち情報を発信しております。詳しくは、以下リンクからキタムラECサイトをぜひ一度ご確認くださいませ。

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