ゼニス（ZENITH)のモテる時計！クロノマスター（chronomaster）
ゼニスといえば竹内涼真さんが、アンバサダーを務めていますね。インスタやドラマの劇中などでクロノマスターを着用している姿を見ます。とてもお似合いで、モテ時計だな、と見入ってしまいます。
この前、ブラックペアンというドラマに出演されていた時も着用されていましたね。あのドラマも、原作もすごく好きで出張の移動の合間に原作を一気読みしました（仕事しろ）
さて、今回はその「モテ」時計のゼニスについてお話ししようと思います。
目次
ゼニス（ZENITH）というブランド
ゼニス（ZENITH）は、1865年にスイスで誕生した時計ブランドです12。創業者はジョルジュ・ファーブル＝ジャコで、スイスのル・ロックルにて創業されました。
後に1900年のパリ万国博覧会で、ゼニスのムーブメントが金賞を受賞しました。
1969年に発表された「エル・プリメロ」は、毎時36,000振動の高精度クロノグラフムーブメントで、1/10秒単位の計測が可能でした。
クォーツショックの影響で一時は製造中止となりましたが、1984年に復活を遂げました。
ルイ・ブレリオが英仏海峡を初めて横断飛行した際に、ゼニスの時計を使用していました。
2019年には、129,600振動のハイビートムーブメントを搭載した「デファイ インヴェンター」を発表し、再び注目を集めました。
ゼニスの歴史は、技術革新と挑戦の連続です。
エルプリメロ（El Primero）とは
エル・プリメロは、ゼニスが1969年に発表した世界初の高振動自動巻きクロノグラフ・ムーブメントです。
1. 高振動数
毎時36,000振動（10振動/秒）で、1/10秒単位の計測が可能です。
高振動により、重力や手首の動きによる影響を減少させ、安定した精度を確保します。
2. パワーリザーブ
50時間のパワーリザーブを実現し、実用性と信頼性が高いです。
3. 一体型構造
クロノグラフ機能を一体化した設計で、ムーブメントの厚さを抑えています。
エルプリメロの歴史
1969年に発表され、当時としては画期的な技術を搭載していました。しかし、同年にクォーツ時計が登場し、機械式時計業界は大きな打撃を受けました。
1975年、クオーツショックが起き、ゼニスは機械式時計の生産を停止する決定を下しましたが、技術者のシャルル・ベルモがエル・プリメロの製造設備を密かに保存しました。
1984年に生産が再開され、エル・プリメロは再び注目を集めました。
クオーツショックとは
クォーツショックとは、1969年に日本のセイコーが世界初のクォーツ式腕時計「アストロン」を発表したことにより、時計業界に大きな変革をもたらした出来事です。
クォーツショックの背景と影響
1. クォーツ時計の登場
クォーツ時計は、電池で動くため、機械式時計に比べて非常に高精度で、製造コストも低く抑えられました。
セイコーのアストロンは、当時の機械式時計よりもはるかに正確で、価格も手頃だったため、瞬く間に市場を席巻しました。
2. スイス時計産業への影響
クォーツ時計の普及により、スイスの伝統的な機械式時計メーカーは大きな打撃を受けました。
多くのスイスの時計メーカーが倒産や廃業に追い込まれ、スイスの時計産業全体が危機に瀕しました。
3. 復活と再評価
1980年代以降、機械式時計の工芸品としての価値が再評価され、スイスの時計産業は徐々に復活しました。
高級時計市場では、機械式時計が再び注目を集めるようになり、現在ではクォーツ時計と機械式時計が共存しています。
ゼニスとロレックスの関係
ゼニスとロレックスの関係は、特にゼニスの「エル・プリメロ」ムーブメントを通じて深く結びついています。
クオーツショック以降、機械式時計の復活に大きな影響を与えたゼニス。
1. エル・プリメロの採用
1988年、ロレックスは自社のデイトナモデルにゼニスのエル・プリメロムーブメントを採用しました1。このムーブメントは高精度で知られ、ロレックスはその信頼性を評価していました。
ロレックスはエル・プリメロをベースにしたCal.4030を使用し、振動数を毎時36,000振動から28,800振動に調整して耐久性を高めました。
2. デイトナの人気
エル・プリメロを搭載したロレックス デイトナは非常に人気が高く、現在でもコレクターズアイテムとして高値で取引されています。
3. ゼニスとロレックスの違い
ゼニス
ゼニスはその革新的なムーブメント技術で知られ、特にエル・プリメロはその象徴です。
高振動数のムーブメントを開発し、精度と信頼性を追求しています。
ロレックス
ロレックスはその耐久性とブランド力で広く認知されています。
自社製ムーブメントを基本とし、エル・プリメロのような外部ムーブメントを採用することは非常に稀です。
ゼニスとロレックスは、それぞれ異なる強みを持ちながらも、エル・プリメロを通じて一時的に協力関係を築きました。この協力は、両ブランドの時計愛好家にとっても特別な意味を持っています。
キタムラにもあります、エルプリメロを搭載したモデル
ZENITH Chronomaster Sports 03.3108.3600/57.M3100 green
販売価格 1,298,000円
状態 AB
国内保証書2024年。腕周り約20.5cm。
記入済みメーカー保証書、元箱
ムーブメント: エル・プリメロ 3600 自動巻きクロノグラフ
振動数: 毎時36,000振動（5Hz）
パワーリザーブ: 約60時間
ケースサイズ: 直径40mm
ケース素材: ステンレススチール
防水性能: 10気圧（100メートル）
機能: クロノグラフ、デイト表示、1/10秒単位の計測
文字盤: ブラック
ブレスレット: ステンレススチール
毎時36,000振動（5Hz）の高振動ムーブメントを搭載し、1/10秒単位の計測が可能です。
約60時間のパワーリザーブを持ち、実用性と信頼性が高いです。
ステンレススチール製のケースとブレスレット、グリーンの文字盤が爽やかな印象をあたえつつ、華やかで、スポーティでありエレガントなデザインです。
ベゼルには1/10秒の計測スケールが刻まれており、視認性が高いです。
また、10気圧（100メートル）の防水性能を備えており、日常使いからスポーツシーンまで幅広く対応します。
いかがでしたか？
今回はゼニスについてご紹介をしました。
今回紹介したモデル以外にも、ゼニスの時計の取扱がありますので
お気軽にキタムラネットショップをチェックしてみてくださいね！
それではまた！
キタムラでは高価買取実施中！
キタムラでは腕時計をはじめ、ブランド・宝石を中心に高価買取に挑戦中です。見積のみも大歓迎。
是非お近くの店舗にご相談ください。
