ボーナスシーズン直前!【ロレックス(ROLEX)購入ガイド】年末年始の旅の相棒GMTマスターをご紹介

皆様、こんにちは!査定士Wです。
いよいよ年末が近づき、お財布の紐も緩むボーナスシーズンが到来しますね。時計好きにとっては、一年で最も心が躍る時期ではないでしょうか。
旅先での最高の相棒となる一本をお探しの方へ、今週はロレックスの誇るトラベラーズウォッチ、「GMTマスター」の魅力に迫ります。
異なるタイムゾーンを瞬時に把握できるこのモデルは、まさに年末年始の旅にうってつけ。その選び方から現在の市場動向まで、深く掘り下げてご紹介いたします。
目次
時代を彩るベゼルカラー:ペプシ、コーク、バットマン…歴代モデル変遷史
1.旅人の証「ツートンベゼル」の意義
ロレックスのGMTマスターが、他のモデルと一線を画す最大のアイデンティティ。
それは、鮮やかなコントラストを放つツートンカラーのベゼルにあります。このベゼルは単なる装飾ではなく、昼夜の区別を一目で判断するための極めて重要な機能です。
24時間表示の目盛りを持つこのベゼルが、午前(デイタイム)と午後(ナイトタイム)を示すために2色に塗り分けられたことが、今日まで続く数々の魅力的なペットネームを生み出すことになりました。
2.赤青の王道!永遠のクラシック「ペプシ」
GMTマスターの歴史を語る上で、このカラーリングを避けて通ることはできません。青と赤のベゼルを持つモデル、通称「ペプシ」です。
初代モデルであるRef. 6542から採用されているこのカラーは、当時の提携先であったパン・アメリカン航空のコーポレートカラー、または清涼飲料水「ペプシコーラ」のロゴカラーに似ていることから名付けられました。
鮮烈なコントラストは、空のプロフェッショナルたちの腕元で華やかな存在感を放ちました。
現行モデルのRef. 126710BLROでも、その人気は衰えを知りません。セラミック製(セラクロム)ベゼルとして見事に復活を果たし、ロレックスの伝統色として、今も最も熱望される一本であり続けています。
3.赤黒のライバル!洗練された魅力「コーク」
「ペプシ」と双璧をなす存在が、赤と黒のベゼルを持つ通称「コーク」です。「コカ・コーラ」の色に似ていることからこの愛称が付きました。
コークベゼルは、1980年代に登場したGMTマスターIIの初代モデル、Ref. 16760(通称:ファットレディ)で初めて採用されました。青いベゼルしか存在しなかったGMTマスターIに対し、GMTマスターIIの登場と差別化を図る役割も担っていました。
赤青のペプシが「華やかさ」だとすれば、赤黒のコークは「洗練された大人の渋さ」を醸し出します。
現在、正規ラインナップからは姿を消していますが、その知的で引き締まったカラーリングは、中古市場で非常に高い人気を誇り、復活が熱望される筆頭モデルとなっています。
4.知的でモダンな新星「バットマン」と「バットガール」
2013年、GMTマスターの歴史に新たな風を吹き込んだのが、青と黒のベゼルを持つ通称「バットマン」(Ref. 116710BLNR)です。
このカラーリングは、アメコミヒーロー「バットマン」のダークなコスチュームの色合いから名付けられました。特に注目すべきは、この青黒のツートンカラーが、セラクロムベゼルで初めて実現した組み合わせである点です。
一つのセラミックから二色を生成する技術は極めて難しく、ロレックスの技術力の高さを象徴しています。
さらに、現行モデルではブレスレットの違いから、オイスターブレスレット仕様が「バットマン」、ドレッシーなジュビリーブレスレット仕様が「バットガール」と呼ばれることもあり、このモデルがいかにファンに愛されているかが分かります。
5.渋さと貫禄のコンビネーション「ルートビア」
最後に紹介するのは、落ち着いた茶色(ブラウン)と黒のベゼルを持つモデル、通称「ルートビア」です。こちらも清涼飲料水の色合いに由来しています。
初期のロレゾール(金とステンレスのコンビモデル)に見られた茶色と金色の組み合わせ(Ref. 16753など)が最初期型です。
そして、2018年には、モダンでラグジュアリーなエバーローズゴールド(ピンクゴールド)を使ったRef. 126715CHNRなどが登場し、大人の貫禄とエレガントさを併せ持つモデルとして高い評価を得ています。
このルートビアは、ビジネスシーンでも浮くことのない渋さと、旅先でこそ映えるゴージャス感を兼ね備えた、玄人好みの逸品と言えるでしょう。
GMTマスターII ブラック 116710LN ステンレススティール

GMTマスターII 116710LNは、生産終了により希少性が高まる隠れた名機です。
ツートンベゼルが主流のGMTマスターの中で、オールブラックのシックな高級感と高い実用性を両立。
傷に強いセラクロムベゼル、鏡面仕上げが美しいポリッシュされたブレスレット中央コマ、そしてロレックスカラーのグリーンGMT針が映える精悍なデザインはオン・オフ問わず着用できる究極の万能機としての地位を確立しました。
派手さを求めず、真の機能を求める大人の旅人に捧げる一本です。
こんな方にお勧め
1. ビジネスシーンでも使いたい方
派手なツートンカラーを避けたいエグゼクティブや、フォーマルな場にも着用できる控えめな高級感を求める方に最適です
2. 資産価値の伸びしろに期待する方
既にプレミア価格の「ペプシ」や「バットマン」と比べ、比較的入手しやすく、生産終了により今後さらなる価値高騰が見込まれるため、賢い投資をしたい方に。
3. ロレックスの「技術と伝統」を凝縮した一本を求める方
初のセラクロムベゼル、強靭なオイスターケース、高精度なCal.3186を搭載。モダンな機能とクラシックなデザインが融合した完成度の高さを求める方に。
GMTマスターII ブラック 126711CHNR ステンレススティール

Ref. 126711CHNRは、GMTマスター史上初のエバーローズゴールドとステンレスのロレゾール(コンビ)モデルです。
肌馴染みが良く、派手すぎない独自の輝きを持つエバーローズゴールドが、シックなブラックとブラウンのセラクロムベゼル(通称:ルートビア/カフェオレ)と見事に調和。
この落ち着いた配色が、圧倒的な高級感と洗練された色気を演出します。
さらに、約70時間パワーリザーブを誇る次世代ムーブメントCal. 3285を搭載し、機能性も最高峰。旅慣れた大人の腕元にふさわしいエレガント・トラベラーズウォッチです。
こんな方にお勧め
1. イエローゴールドのコンビに抵抗がある方
イエローゴールドよりも柔らかく、日本人の肌に馴染みやすいエバーローズゴールドの温かい輝きを求める方。
2. 落ち着いた大人の色気と貫禄を求める方
華美になりすぎず、ビジネスやドレスコードの場でも品格を保ちつつ、所有欲を満たす独特の配色を求めるジェントルマンに。
3. 最新鋭のムーブメントによる実用性を重視する方
単独時針操作の利便性に加え、約70時間のロングパワーリザーブを持つCal. 3285の優れた実用性と、高精度クロノメーターの信頼性を求める方。
GMTマスターII ブラック 126720VTNR ステンレススティール ジュビリーブレス

Ref. 126720VTNRは、ロレックス史上極めて稀な左リューズ(レフティ)仕様と、待望の新色グリーン×ブラックベゼル(通称:スプライト)を組み合わせた革新的な一本です。
リューズとデイト表示が9時側に配置されるという異例のデザインが、圧倒的な話題性と特別な所有感をもたらします。
装着性の高いジュビリーブレスレットが標準で、最新のCal. 3285(約70時間パワリザ)を搭載。技術的な挑戦と斬新なデザインが融合した、コレクター垂涎の次世代GMTマスターです。
こんな方にお勧め
1. 左利き(レフティ)で時計を右腕に着ける方
リューズが手首に干渉しにくい左利き用の設計を、ストレスなく快適に右腕に着用したい方に最適です。
2. コレクションに「話題性」と「希少性」を加えたい方
ロレックスの長い歴史の中でも極めて稀な左リューズ仕様であり、その斬新さから、他に類を見ない特別な一本を求めるコレクターに。
3. GMTマスターに「新色」と「特別感」を求める方
ペプシやバットマンとは一線を画すグリーン×ブラックという斬新な配色と、ジュビリーブレスレットの優雅な輝きで、個性を演出したい方に。
いかがでしたか?
さて、今週はロレックスの誇るトラベラーズウォッチ、GMTマスターのベゼルカラーに隠された歴史と、最新の人気モデルが持つ個性に深く触れてきました。
象徴的な「ペプシ」から、知的な「バットマン」、そして大人の貫禄漂う「ルートビア」、さらにはコレクターを唸らせる「スプライト」ことレフティモデルまで、それぞれのモデルが、時代を超えて唯一無二の物語を紡いでいることをご理解いただけたかと思います。
ボーナスシーズン直前である今、貴方が選ぶべき一本は、単に時間を知る道具ではありません。それは、貴方自身の旅のスタイル、ビジネスにおける姿勢、そして人生観を映し出す鏡です。
異なるタイムゾーンを常に示し続けるGMTマスターは、「今、自分はどこにいるのか、そしてどこへ向かうのか」という大切な問いを、常に腕元から投げかけてくれます。
GMTマスターは、ロレックスのプロフェッショナルモデルの中でも、デイトナやサブマリーナーに勝るとも劣らない高い資産価値を維持しています。
特に今回ご紹介したような人気の高いモデルは、所有する喜びだけでなく、賢い投資としての側面も併せ持っています。ぜひこの機会に、長年の夢を叶え、未来の自分への最高の贈り物としてご検討ください。
さあ、最高の相棒を手に入れ、年末年始の旅、そして新しい時代への旅立ちを、ロレックスとともに歩み始めましょう。
次回のコラムもお楽しみに。
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