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エクスプローラーIIは本当に人気がない?魅力と特徴を徹底解説

エクスプローラー2人気

イギリスで創業し、今や実用派の高級腕時計ブランドとして確固たる地位を確立しているロレックス。そのスポーツモデルの1種、「エクスプローラーII」は、一部で“人気がない”と言われることもあるようです。しかし、それは本当なのでしょうか?
本記事では、探検家に向けたプロフェッショナルウォッチであるエクスプローラーIIの歴史や特徴、魅力を深掘りし、なぜそのような評価がされるのか、本当に人気がないのかを多角的に分析します。

エクスプローラーIIは本当に人気がない?


探検家に向けて設計されたエクスプローラーIIは、デイトナやサブマリーナーといった他のスポーツモデルと比較されることが多く、デザインやサイズ感からその評価が分かれることもあるようです。しかしながら、特定の層からは熱烈な支持を受けており、当然、本当に人気がないわけではありません。
ここでは、なぜ人気がないと判断されるのかを、さまざまな観点から解説していきます。

エクスプローラーIIが「人気がない」と言われる理由

エクスプローラーIIがなぜ人気がないとされているのでしょうか。その理由には、一部で「地味」「ロレックスらしくない」と評価されている点が挙げられるでしょう。しかしながら、視認性、堅牢性に重きをおいたその設計はまさに質実剛健であり、実際の市場では一定の支持を獲得しています。
例えば、腕時計の実用性を重視する層や、シンプルなルックスを好む方からはむしろ評価が高く、近年では、デイトナやサブマリーナーと違って他人と被りにくい点も好まれているようです。

デザインやサイズ感の評価

エクスプローラーIIは、探検家の中でも特に洞窟を進む人に向けてデザインされており、耐久性と暗所でも時間を判読できる視認性を有しています。24時間表示機能も備えており、その実用重視の設計には、実用腕時計を多く手掛けてきたロレックスらしさが確かに息づいているのです。
サイズは直径42mmとスポーツモデルらしい大ぶりなサイズ感で、手首の細い人には少々大きいですが、一般的な手首周りの人や、腕時計の存在感をアピールしたい人には、よく似合うモデルとなってくれるでしょう。

他のロレックススポーツモデルとの比較

エクスプローラーIIは、エクスプローラー1や、サブマリーナー、GMTマスターなどの人気スポーツモデルと比較すると、機能面やデザイン性で差別化が見られます。24時間機能を備えているのはGMTマスターと同様ですが、こちらはシンプルなデザイン性で、同じ視認性重視の設計を持つサブマリーナーと比べても、カジュアルさが若干抑えられた印象です。
また、同じく探検家に向けられたエクスプローラー1とは、サイズ感や機能性で着用シーンを差別化することができます。

エクスプローラーIIの歴史とモデルごとの特徴


エクスプローラーIIは1971年に登場したモデルで、のちにナンバリングが追加されたエクスプローラーの上位版として誕生しました。
以降、他の人気モデルと比べると頻度は少ないながらも、現在に至るまでアップグレードが繰り返されており、それぞれの特徴を持つ各世代モデルが、コレクターや愛好家たちに広く支持されています。

初代モデル(Ref.1655)の特徴

初代モデルは、エクスプローラーの上位モデルとして誕生し、洞窟冒険家に向けた設計を備えていました。従来機との最も大きな違いは、24時間表示が搭載されている点でしょう。ベゼルには24時間表示が記され、盤面内ではオレンジの針が存在感を放っています。
これは、洞窟探検などで昼夜の区別がつかない状況でも時間を把握できるよう搭載されたもの。登場から10年以上にわたって販売されたロングセラーモデルであり、現在でもアンティークウォッチとして高い需要を獲得しています。

進化を遂げたセカンドモデル(Ref.16550)

1984年あたりから1990年頃にリリースされたと言われている、第二世代モデルです。旧型モデルからの変更点は、ポーラーダイアルと呼ばれるホワイトダイアルの追加や、ムーブメントのアップグレードなどが挙げられるでしょう。短い期間しか販売されなかったモデルではありますが、現行モデルにつながる大きな進化を遂げたモデルとして知られています。
また本作から、現行モデルに近しいダイアルデザインが採られるようになりました。

サードモデル(Ref.16570)の魅力

Ref.16550で生み出されたデザイン性はほぼそのままで、新たなムーブメントCal.3187を搭載したマイナーアップグレードモデルです。
本作は歴代のエクスプローラーIIの中でも、特に息の長いモデルとして知られており、細かな刷新を繰り返しつつ、20年間にもわたって販売されました。そのため、現在でも中古市場で流通数の多いモデルであり、現行モデルに比べ小径であることも相まって、未だに高い需要を誇っています。
なお、本作から夜光塗料にスーパールミノバが採用されるようになりました。

大型化した4代目(Ref.216570)

4代目モデルは、従来からケースサイズが42mmにアップサイジングされたことで、視認性が高められたモデルです。2011年の発売以来、10年にわたって販売されました。本作から初代モデルの特徴であったオレンジの24 時針が復活し、以降のスタンダードに。さらに、ムーブメントがCal.3187に変更されたことで、その実用性が大きく高められています。
これは、他モデルに先駆けて採用した新たなヒゲゼンマイによるもので、耐磁性、耐衝撃性が大きく向上しました。

現行モデル(Ref.226570)のスペックと評価

2021年、エクスプローラーIIの誕生50周年に満を辞して登場した現行モデルです。ケースサイズは引き続き42mmを採用していますが、細かなところで外装にアップグレードが見られます。また、最新のムーブメント「Cal.3285」を搭載したことで、パワーリザーブが約72時間にまで長時間化を果たしました。
さらに、本作でもパラフレックス・ショック・アブソーバーと呼ばれるヒゲゼンマイが引き続き採用されており、ツールウォッチとして高い完成度を誇ります。

エクスプローラーIIの魅力と評価


ここで、改めてエクスプローラーIIについておさらいしておきましょう。
ロレックスのプロフェッショナルモデルの1種であるエクスプローラーIIは、探検家、ひいては洞窟探検に向けて設計された腕時計です。過酷な環境に向けた優れた堅牢性と、暗所でも時間の判読が可能な視認性を備えており、GMT機能も備えた実用派のモデルと呼べます。
より詳しく見ていきましょう。

タフな構造と実用性の高さ

より過酷な環境に挑む探検家に向けたエクスプローラーIIは、丈夫で見やすい実用重視の設計が特徴です。100m防水を備えたオイスタースチール製のケースに、耐磁性、耐衝撃性に優れるムーブメントを内蔵しており、過酷な環境でも高い計時機能が維持されます。
また、長時間の発光が可能なクロマライトディスプレイが、シンプルで見やすいインデックス、針に充填されており、暗所でも確実な視認が可能。こうした実用性の高さは、エクスプローラーIIの大きな魅力と言えるでしょう。

24時間針とGMT機能のメリット

エクスプローラーIIは24時間表示を持つベゼル、1日で1回転する24時針を備えており、昼夜の判別が難しい洞窟内でも正しい昼夜を判別できるようになっています。
さらに、短針のみの単独操作が可能となっているため、ふたつのタイムゾーンを同時表示するGMTウォッチとしても機能します。この機能は表情の個性付けにも役立っており、探検家だけでなく、国境を超えて活躍するビジネスパーソンや、旅行家にも向いた腕時計と言えるでしょう。

他のロレックスにはない独自のデザイン

エクスプローラーIIは、他のロレックスのスポーツモデルに比べ、落ち着いた印象のモデルです。特に、似た表情のサブマリーナー、同じ機能を持つGMTマスターと比べるとシンプルなデザインで、視認性と個性を両立しつつ、汎用性も備えた腕時計と言えます。
また、オレンジ針は、ひと目でエクスプローラーIIと分かる意匠であり、まさにトレードマーク。若干の個性の演出が垣間見えるモデルとして、ビジネス、プライベート問わず多くのシーンで活躍が期待できるでしょう。

エクスプローラーIIを選ぶべき理由とおすすめのモデル


ロレックスのスポーツモデルの中でも、エクスプローラーIIは中古市場で価格が比較的安定しており、その実用重視の設計からも隠れたおすすめモデルとして高く評価されています。また、近年ではその人気が再燃していますが、購入する店舗やモデルを選ぶことで、予算を抑えることも可能です。
初心者からコレクターまで、選び方次第で満足度の高い1本となってくれることでしょう。
カメラのキタムラで販売されているエクスプローラーII

人気が再燃している理由とは?

ロレックスのスポーツモデルの中でも、中古市場で比較的リーズナブルに手に入りやすいとされていたエクスプローラーII。しかし近年では、現行モデルRef.226570の登場によって注目が集まっており、同モデルは中古市場で130~160万程度で取引されています。
旧モデルが100万円以下で取引されていたことを考えると、大きな価格上昇が見て取れるでしょう。この人気の再燃の理由には、他と被りにくいデザイン性であることや、資産価値の向上が挙げられます。

どのモデルを選ぶべきか?(新品・中古・レアモデル)

エクスプローラーIIを買うなら、新品で購入しやすく、最新のスペックを備えたRef.226570、流通数が多く、機能性と価格のバランスが良いRef.16570、ヴィンテージウォッチとして人気の高いRef.1655がおすすめとなります。
特に初代モデルであるRef.1655は、「マーク1ダイアル」や「アルビノ」といったレアな個体が存在しており、それらを狙うのも良いでしょう。希少性からプレミアがついていることが多く、優れた資産価値にも期待できます。

購入時の注意点とおすすめの購入ルート

エクスプローラーIIを購入する際は、正規販売店、並行輸入店、中古販売店といった購入ルートが一般的となります。入手難度や、バリエーションの豊富さ、アフターサービスの質など、それぞれの特徴を比較できると、後悔しない購入に繋がりやすいでしょう。
また、ショップ選びも重要となります。正規店は基本的に安全ですが、並行輸入店、中古販売店は偽物や詐欺のリスクが少なからずあるため、現物を確認してから購入する、実績のある店舗を利用するなど、いくつかのポイントに気を払う必要があります。

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中古カメラの販売・買取台数国内No.1(2001年度)の実績を持つカメラのキタムラは、中古腕時計の販売および買取も取り扱っております。
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カメラのキタムラで買えるロレックスのおすすめモデル

カメラのキタムラでは、常に豊富な中古ロレックスのラインナップを取り揃えております。デイトジャスト、サブマリーナー、エクスプローラーといった人気コレクションの現行モデルはもちろんのこと、それらの廃盤となったバリエーションもご用意しております。
いずれも熟練の鑑定士によって詳しく状態を確認しているため、ロレックス初心者の方でも安心してご利用いただけます。ラインナップはECサイトからご確認できますので、ぜひ一度ご覧くださいませ。

購入前の実物確認ができる

キタムラで腕時計を購入する際は、Webサイトのご利用をおすすめいたします。ブランド以外にも、文字盤色や機能でも検索可能であり、お目当ての腕時計を見つけやすくなっております。また、気に入った腕時計があれば、お近くのキタムラ店舗に取り寄せての、実物確認もご利用いただけます。
中古の高級腕時計の購入は、傷などのコンディション確認が非常に重要です。ご購入前にぜひご相談くださいませ。また、実際にご成約となった際には、店舗への取り寄せ費をサービスさせていただきます。

保証はカメラのキタムラ全店で利用できる

カメラのキタムラで1万円以上の中古時計をご購入いただくと、もれなく1年間の品質保証が付随いたします。1年間の間、説明書通りの使用や自然に発生した不具合について、お買い上げ金額を上限として、無償でサポートさせていただきます。
もちろん、修理、交換はメーカー認定店・代行店で行うので安心。カメラのキタムラ全店でご利用可能な保証書をお渡ししますので、万が一の際にぜひお役立てくださいませ。

まとめ

冒険家に向けた開発されたエクスプローラーの上位モデル、エクスプローラーIIは他のロレックススポーツモデルと比べると知名度が低いものの、実用性や耐久性に優れた隠れた名作です。そのシンプルなルックス、実用重視の設計からは、他モデルにない独自の魅力を実感することができるでしょう。
購入の際には、機能、価格の面だけでなく、店舗選びにも気をかけることで、自分の用途に合った、長く愛用できる一本を選ぶことができるはずです。

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