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ロレックスの赤サブとはどんなモデル?人気の理由や各モデルの特徴を解説!

ロレックスの赤サブとは

ロレックスはその高品質なコレクションとブランド力が評価され、「腕時計の王様」とまで呼ばれるブランドです。

そして、ラインナップの一つであるサブマリーナーはダイバーズウォッチとして破格の知名度を誇り、ファッションアイテムとしても人気を集めるモデルとなっています。

当記事ではそんなサブマリーナーの中から、赤サブマリーナー、通称「赤サブ」と呼ばれる個体について詳しく解説します。ロレックス随一とも言えるこの希少モデルの魅力が伝われば幸いです。

ロレックスの「赤サブ」とは?

サブマリーナーは潜水に長けたスペックを持つダイバーズウォッチであり、そのプロフェッショナル向きの性能とデザイン性から高い人気を集めるモデルです。

そして、赤サブマリーナーはそのヴィンテージモデルの一種で、中古市場では高額で取引されることが多いモデルとなっています。以下で詳しく解説していきます。

赤サブはロレックス サブマリーナーのレアモデルを指す

赤サブマリーナーは1965年から1980年ごろまで製造されていた、サブマリーナーの初期モデルの一種です。型番はRef.1680であり、日付表示機能が搭載された「サブマリーナーデイト」と呼ばれるモデルに該当します。

もちろんRef.1680は既にディスコンになっているため、新品で手に入れることはほとんど不可能に近く、新しく作られることもないレアモデルとなっています。

なお、赤サブマリーナーといっても文字盤やベゼルが赤く塗られているわけではなく、文字盤の「SUBMARINER」のロゴが赤くなっているモデルのことを指します。

ロレックスの赤サブが人気の理由

赤サブマリーナーは数あるロレックスのヴィンテージモデルの中でも抜群の知名度を誇っており、その希少性の高さから数百万近い価格で取引される超人気モデルです。

元々、ヴィンテージロレックスはそれだけの専門店が存在するほど人気の高いジャンルです。

そして、ダイバーズウォッチであるサブマリーナーは数十年前のモデルであっても現代に通用する性能が備わっているため、赤サブはその実用性と知名度の高さで人気を集めているのです。

ロレックス 赤サブの魅力2つ

赤サブが中古市場で類稀なる人気を集める理由として、上記以外にも希少性の高さや赤サブだけの特別な文字盤が持つ魅力などが挙げられます。

加えて、赤サブは数十年前のディテールやデザインが採用されているため、ヴィンテージモデルらしいクラシカルな魅力も持ち合わせています。以下で詳しく解説していきます。

ロレックスの中でも特に希少性が高い

赤サブはたった15年間しか製造されなかったために流通量が少なく、ロレックスの中でも極めて希少性の高いモデルの一つに数えられます。

基本的にロレックスは生産量が少ないモデルほど人気が高まる傾向にあるため、赤サブはヴィンテージの中でも突出したレアモデルとして扱われているのです。

また、赤サブは後述する「フチなし」インデックスが最後に採用された型番であるため、シリーズの転換期に直面したモデルという点でも人気を集めています。

文字盤が特徴的

赤サブの文字盤は、細部が現行モデルと微妙に異なっている点も魅力と言えます。

中でも特徴的なのが「フチなし」と呼ばれるインデックスの仕様であり、周りがフチ取りされていないために、現在の立体的なものと違って起伏のないインデックスになっています。

その他にも、風防がサファイアガラスではなくプラスチック製になっている点など、各所にアンティークらしい仕様が見られます。

現行機種にないこれらの仕様は、当時の腕時計作りを体感できるアンティークウォッチだけの魅力と言えるでしょう。

【ロレックス 赤サブ】各モデルの見分け方を解説

前述の通り、赤サブマリーナーの型番はRef.1680とされています。しかし、15年間の製造期間の中で少しずつそのデザインに手が加えられており、現在では6種類の赤サブが確認されています。

その違いは基本的に文字盤内に見られるため、見分け方さえ知っていれば購入や売却の際に役立てることができるでしょう。以下で詳しく解説します。

赤サブのモデルの特徴

赤サブは以下の3つの要素の違いによって6種類に分類されています。

まずは防水表記。mとftのどちらが先に表記されているかで区別されており、m表記から始まるものを「メーターファースト」、ft表記から始まるものを「フィートファースト」と呼びます。

次に「6」のフォント。6の円が閉じているものを「クローズ6」、空いているものを「オープン6」と呼んで区別しています。

最後は「f」のデザイン。ft表記の「f」が2種類あり、2本の横棒の長さが揃っているものを「ショートf」、揃わずに一段目の棒が長くなっているものを「ロングf」と呼ぶことで差別化しています。

赤サブ6モデルのそれぞれの特徴

ここでは上記の3要素を使って、赤サブのマーク1からマーク6までのそれぞれの文字盤を解説します。なお、同じ仕様のマーク4、5はロゴや表記に若干の違いがあります。

マーク3までのメーターファーストモデルは希少とされており、プレミアがつけられることが多くなっています。一方で、マーク4以降のモデルは多く流通しているため、赤サブの中でも比較的手に入りやすい分類に入ります。

ロレックスの赤サブは経年変化で生まれたブラウン文字盤の個体も人気

アンティークウォッチは日焼けなどで経年劣化が起こり、長い年月の中で文字盤の色が変化してしまうことがあります。これは中古市場での価値に影響を与えることもあり、キレイに色が変わっているモデルは高値で取引される傾向にあります。

この現象は赤サブにも見られ、文字盤がブラックからブラウンに変色したモデルが存在しています。このブラウン文字盤は主にマーク2、3で確認されており、通常の数倍の値段で取引されることもあります。

赤サブを生んだロレックスはなぜ高い?高騰の理由は?

赤サブは、ロレックスの中でもトップクラスの価値がつけられたモデルです。

しかし、近年のロレックスは現行モデルであってもプレミアがつけられるほど人気が高く、一部のモデル至っては正規店で定価購入するのが困難と呼ばれるほどになっています。

ここではロレックスが高騰している理由について、いくつかのポイントに分けて解説します。

腕時計としての品質の高さ

ロレックスは創業当初から時計製造において実用性の高さを重視しており、その優れた精度や耐久性が魅力となっています。

そして、これらの品質の追求には厳しい検査や改良の繰り返しが必要になるため、製造には高いコストがかかってしまいます。

加えて、ロレックスの腕時計製造には高度な技術が必要であり、一部の作業を除きほとんどの工程が職人たちの手作業で行われています。そのため、大量生産ができないロレックスはどうしても高級志向になってしまうのです。

希少性が高い

前述の通り、いまだに製造が自動化されていないロレックスは、その供給量が少ないために希少性の高いブランドとして知られています。

そこに、昨今の高級腕時計人気による需要の高さなど様々な要因が加わることで、値崩れすることがほとんどないブランドになっています。

特に、デイトナやGMTマスターといった知名度の割に流通量が少ないモデルは、正規販売店での入手が難しいために、中古市場にて定価の数倍もの価格で取引されることもあります。

ブランド力が強い

ロレックスは高級腕時計ブランドとしての知名度が非常に高く、「腕時計に興味はないけどロレックスという名前は知っている」という人もいるほど有名なブランドです。

この知名度はロレックスの卓越したブランディングによるもので、他のブランドが簡単に真似できることではありません。

長い歴史の中でその技術力と信頼性の高さをPRし、決して販売店に安売りさせないことで、現在の高い信頼性とブランド力を獲得するに至ったのです。

資産になる

ロレックスは、その安定した価値と流通量の少なさ、衰えない人気から資産としての価値も見出されており、中古市場では値上がりが続いています。

中でも、流通量の少ないスポーツモデルや金無垢モデルは人気が高く、値下がりする可能性も少ないことからコレクターたちから支持を獲得しています。

その一方で、定価で購入してすぐに売却しても利益が出ることがあるため、残念ながら転売問題に繋がっているのも事実です。

シリーズごとに幅広いファン層がついている

普段使いやパーティシーンといった様々な場面に合わせられるように、ロレックスからは実に多種多様なモデルが登場しています。

さらに、同シリーズの中でも性別問わず使えるような幅広いケースサイズや、高級感を重視したバリエーションが存在しているため、老若男女問わずに愛用されているのです。

ロマンを重視するならプロフェッショナルモデルといった風に、自分の目的に合った腕時計選びができるのはブランドの魅力の一つに数えられるでしょう。

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まとめ

当記事ではロレックスのダイバーズウォッチであるサブマリーナーのレアモデル、赤サブマリーナーについて詳しく解説しました。

アンティークモデルの中でもトップクラスの人気と知名度を誇るこのモデルの魅力や特徴をお伝えできていれば幸いです。

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