アンティーク時計はどうやって取り扱う?
アンティーク時計はどうやって取り扱う?
お世話になっております。
昨晩家族の誕生日で近江牛のステーキを焼きました。
アンティーク時計は非防水です。雨の日の使用は避けてください。手洗いの際は外すようにしてください。
ソースはマイタケをソテーしたものをペーストにし、ブイヨンとバターで煮詰めたものです。
キノコのうまみ成分グアニル酸が味に深みをもたらし、バターの風味がよくマッチしてとても美味しかったです。
美味しいソースと良いお肉で、家族を祝うことができました。
料理は組み立てが面白いので好きです。
味の調和で料理は決まると思っているので、風味を重ねていく作業は慎重に行います。
家庭料理ではありますが、動画をみたり、レシピ本を買ってみたり日々勉強して腕を磨いています。
さて、今回のお題は「アンティーク時計はどうやって取り扱う?」です。
最近ブランドやジュエリーの記事でしたので、久しぶりの時計ネタです。
目次
アンティーク時計とは?
1.製造から100年以上経過した時計を指します。
2.歴史や希少性、骨董的な価値が高く評価される時計を指します。
3.1900年代前半までに作られた時計が多く、機械式時計が主流です。
4.アンティーク時計という呼び方は、古物業界の定義に準じています。
ヴィンテージ時計とは?
1.製造から100年未満の時計を指します。
2.味わいやデザイン、機能性が高く評価されます。
3.1960年代から1990年代の時計が多く、クオーツ時計も含まれます。
4.ワインの用語に由来しており、カジュアルな呼称です。
アンティーク時計の魅力は?
アンティーク時計の魅力は、その歴史やデザイン、技術にあります。
時代の背景や流行、社会情勢などに影響されて作られたものであり、その時代の空気を感じることができます。
また、現代の時計とは異なる独特のデザインや文字盤、針、ケースなどがあり、その美しさや個性に惹かれる人も多いです。さらに、機械式時計が主流であり、その精密な仕組みや動きに感動することができます。
【アンティーク時計の人気メーカーは?】
ロレックス(ROLEX)
ロレックス(ROLEX)は、世界的に有名な高級時計ブランドであり、アンティーク時計の中でも最も人気があります。ロレックスのアンティーク時計は、その品質や耐久性、デザインの優秀さに加えて、歴史的な価値や希少性も高く、コレクターや投資家にも人気があります。その中でも、人気の高いモデルは、オイスター、パーペチュアル、デイトジャスト、デイデイト、バブルバック、サブマリーナ、GMTマスター、エクスプローラー、デイトナなど
オメガ(OMEGA)
オメガ(OMEGA)は、スイスの老舗時計ブランドであり、ロレックスに次ぐ人気を誇るアンティーク時計ブランドです。オメガのアンティーク時計は、その機能性や信頼性、デザインの美しさに加えて、宇宙開発やオリンピックなどの歴史的な出来事に関わったこともあり、その価値や魅力は高まっています。オメガのアンティーク時計の中でも、特に人気の高いモデルは、シーマスター、コンステレーション、30mmキャリバー、ジュネーブ、スピードマスター、シーマスターダイバーなど
セイコー(SEIKO)
セイコー (SEIKO)は、日本の代表的な時計ブランドであり、アンティーク時計の中でも高い評価を得ています。セイコーのアンティーク時計は、その技術力や革新性、デザインの多様性に加えて、日本の時計産業の発展に貢献したこともあり、その歴史や文化的な価値も高く、国内外のファンに愛されています。
セイコーのアンティーク時計の中でも、特に人気の高いモデルは、グランドセイコー、キングセイコー、クロノグラフ、ダイバーズ、スタンダードなど
アンティーク時計の魅力「手巻きムーヴメント」
1930年代以前の黎明期は懐中時計を縮小化した設計が一般的でした。30年代後半にはいると、設計思想が新しくなり、オメガの30㎜キャリバーが代表となる「大径手巻き」という直径が大きく、構造や仕組みがシンプルなムーヴメントが出てきます。このジャンルにはジャガールクルトの449、オーデマピゲのVZ系などがあります。高精度を出すために、より強固な巻き上げ機構を備えていました。この大きすぎるムーヴメントは防水性には向かず、40年代になるとサイズダウンを余儀なくされました。27mmや25.6mmといったアンダー30㎜のムーヴメントの代表格と言えばIWCの89です。89が長らく生き永らえら理由は性能や堅牢さはもちろんでしたが分厚さを与えてもサイズを小さくできるところでした。歴史的な背景や実用性、趣味性を鑑みながらご自身の魅力的な手巻きムーヴメントを探していくのがアンティーク時計の魅力といえますね。
アンティーク時計と長く付き合うためには?
基本的なこと
時計を使用した後は、柔らかい布で汚れや汗を拭き取ってください。
アンティーク時計は非防水です。雨の日の仕様は避けてください。手洗いの際は外すようにしてください。
保管する場合は、乾燥した場所で、直射日光や熱源から遠ざけてください。
運動をさせてあげましょう
アンティーク時計は、定期的に動かしてあげることが大切です。
使用頻度が少ない場合でも、一週間に一度くらいはぜんまいを巻き上げて動かしてあげてください。
そうすることで、機械の調子を保つことができます。
また、毎日決まった時間に巻き上げることで、時計の誤差や不具合に気づきやすくなります。
アンティーク時計は、磁気に弱いです。
そもそも100年前に製造された機械に磁気の耐性なんてありません。
パソコンや携帯電話などの電子機器や、冷蔵庫やテレビなどの家電製品から離して保管してください。
磁気によって時計の精度や動作に影響が出る可能性があります。
磁気が溜まりやすくなっている個体も存在します。
アンティーク時計の購入時にはメンテナンス経歴も確認するようにしましょう。
自身のコレクションを面倒見てくれる修理技師さんと出会いましょう
希少な時計は経験値の高い工房へメンテナンスをお願いしましょう。
時計修理(オーバーホール)とは時計の機械を分解して洗浄・調整・油差しをして組みなおすだけだと思われますが違います。
バランスが崩れた(不具合が出てしまったり、故障したり)状態から、新品時に近いレベルまで戻してあげる作業のことをいいます。
技術者のレベル次第では操作感など使い心地すら変わることもあるので、外見のダイヤルや針の夜光塗料の加工技術といった基礎的な部分はもちろん、個体によってチューニングをうまくしてくれる技術者に託しましょう。
アンティーク時計を迎えることになったら・・・・
再度アンティーク時計との付き合い方を認識しましょう。
アンティーク時計とは一機一会、一度失ったら二度と同じ個体に出会える確率はほぼゼロです。
特別な一本と長くいっしょに時を刻むことを考えると、出てくるのがパーツ問題です。
リペアパーツの不足がここ数年の問題になっており、製造を終了してしまい入手困難な場合やメーカーに関してはジェネリックパーツを施した時計は修理を受け付けてくれません。
今のトレンドで、メーカーでアンティーク時計に再度命を吹き込み、新たなオーナーへ送り出しています。
ゼニスの初期エルプリメロや、ロレックスの認定中古がそのトレンドにのったサービスです。
ジェネリックパーツが使用できない、かつメーカー修理となるとメンテナンス代金は大幅に予算を確保しておかないといけないですが、時計は使うものなので、長く動かしてあげて、メンテナンスを定期的に行ってあげて常に良いコンディションで次世代に繋いでいくことがアンティーク時計のオーナーとしての使命だと思います。
いかがでしたか?
今回は、アンティーク時計の特徴や、購入時の注意点についてお話をしました。
購入だけてなく、ご自宅にアンティーク時計が眠っておられる方は
メンテナンスがやりずらい、使わないといった困りごとがありませんか?
そんなときはぜひキタムラにご相談ください。
大切な時計を次世代に繋ぐお手伝いができます!
今回はここまで!
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