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【後編】ロレックス(ROLEX)エクスプローラーI(Explorer I)の耐久性と洗練が融合した究極のタイムピースである理由

【後編】ロレックス(ROLEX)エクスプローラーI(Explorer I)の耐久性と洗練が融合した究極のタイムピースである理由

【後編】ロレックスのエクスプローラーIの耐久性と洗練が融合した究極のタイムピースであるその理由

お世話になっております。
みなさま、「初詣」にはいかれましたでしょうか。
わたしは、家族で決めていたスケジュールが不成就日だったため断念しました。
毎年参拝する神社は決まっていて、お正月が落ち着いたころにそっと行くのが習慣です。
今日、職場の朝礼で「三社参り」の風習が日本にあることを知りました。
調べてみると、名前の通り初詣に3つの神社をまわること。
全国的なものではなく、九州・福岡や中国地方に伝わる風習です。
何個か説はあるそうなのですが、面白かったものを紹介します。
”もともとは先祖代々の守護神である氏神様、出生地の守護神でありその人の一生の守り神である産土神様、現在住んでいる地域の守護神である鎮守神様の三つの神様に挨拶をする意味で三社詣(三社参り)でていた”
という説です。
神秘的な内容ですね。
気になった方は他の説も調べてみてはいかがでしょうか。

さて、今回のお題は
“ロレックスのエクスプローラーIの耐久性と洗練が融合した究極のタイムピースであるその理由”
人気のエクスプローラーIのお題です。
前回はエクスプローラーIのヴィンテージモデルを紹介しましたが今回は、セミヴィンテージから現行モデルをご紹介します!
まずは、おさらいから!

エクスプローラーIというモデルが誕生した理由

ロレックスのエクスプローラーIは、1953年にエドモンド・ヒラリーとテンジン・ノルゲイが初めてエベレストの登頂に成功したことを記念して誕生しました。
このモデルは、探検家(エクスプローラー)のために開発され、高い耐久性と視認性を備えています。
デイト表示がないシンプルな特徴で視認性を確保したデザインは過酷な状況下でも確実に時刻を把握できるように設計されています。

エクスプローラーIのヴィンテージモデルのおさらい

1.第1世代 Ref.6350 1953年〜55年頃
このムーブメントは後にスポーツロレックスモデル登場の原型となりました。
2.第2世代 Ref.6610 1954年頃〜56年頃
世界初の両方向回転巻き上げムーブメントであるCal.1030(テンサーティとも呼ばれる)を搭載しています。
発売当初、ダイヤルにクロノメーター表記が無いタイプが存在します。
3.第3世代(前期)Ref.1016 1960(63)年頃〜70年代半ば
前期型が搭載するムーヴメントは毎時1万8000振動のクロノメーター仕様、Cal.1560で、ダイヤルの仕様変更により希少価値が高いです。
4.第3世代(後期)Ref.1016 1972年頃〜89年頃
Cal.1570のハック付きを搭載しており、生産終了間際の年式である”R”と”L”シリアルの個体は市場相場が高く設定されています。
5.レアモデル、1016と並行して少し生産されていた「Ref.6150」
初代6350はすぐに生産終了となりましたが、6150は次のRef.6610が発売されてからも生産されていました。
6.激レアモデル、「Ref.5500」
34mmエアキングケースにエクスプローラーの文字盤が入っているボーイズサイズのエクスプローラーⅠが存在します。

【第4世代】Ref.14270|1990年頃〜2000年頃

1990年から2001年まで生産されたRef.14270の初期生産分(E番/X番)のみの仕様として注目されている「ブラックアウト」の初期モデルが存在します。
特に、インデックスの数字「3」「6」「9」が白い着色ではなく、黒い着色があるタイプと何も着色のないタイプの2種類が存在します。
E番からP番(1991年頃から2000年)迄製造された個体はシンブルバックル・トリチウム夜光のディティールですが、大きな特徴として横穴がないものが存在します。
横穴ケースの切り替わり時期はS番からです。
E番からS番(1991年頃から1994年)迄製造された個体はシンブルバックル・トリチウム夜光横穴ケースが特徴です。
S番からT番(1994年頃から1996年)はまで製造された個体はシングルバックル・トリチウム夜光の個体です。
T番からU番(1996年頃から1997年)はダブルバックルに仕様変更・トリチウム夜光の個体です。
U番からP番(1997年頃から2000年)の間には、1998年頃からルミノバが登場し、トリチウムダイヤルは段階的に廃止されました。
その結果、ロレックスはダイヤル底面のプリントを従来の “Swiss T>25″から “Swiss”のみへと変更しました。

【第5世代】Ref.114270|2000年頃〜2009年頃

14270と114270のディティールの違いは
1. ブレスレット:14270のブレスレットはシングルロックで、一方、114270のブレスレットはダブルロックです。
2. フラッシュフィット:14270ではフラッシュフィットとブレスレットが別々になっていますが、
114270ではフラッシュフィットとブレスレットが一体化しています。これにより、着用時のフィット感が向上しています。
3. 夜光:1998年頃までの14270では、バーインデックスの夜光にトリチウムが使用されていました。それ以降のモデルでは、夜光はルミノバに変わりました。
4. ダイヤル:14270のダイヤルには「T SWISS−T<25」という表記があり、これはトリチウム夜光を示しています。
一方、114270のダイヤルには「SWISS MADE」という表記があり、これはルミノバ夜光を示しています。
5. ルーレット刻印:2007年頃から2010年の間に製造された114270には、ケースの内周部にROLEX+シリアルナンバーの刻印があります。

ロレックス

【第6世代】Ref.214270(ブラックアウト)|2010年頃~2016年頃

このモデルは、文字盤上の3、6、9のインデックスに白い塗料が塗られておらず、無垢のホワイトゴールドの質感を楽しむことができる特徴があります。
この期間に製造されたエクスプローラーIは、旧型の部品(針)を流用していたため、分針がミニッツバーに届いておらず、「ショートハウンド」とも呼ばれています。
この製造期間は比較的短いため、ブラックアウトモデルの希少性が高まっています。現在、新型の方が価格は高いのが現状です。
これらの情報を考慮に入れて、どのモデルを選ぶかを決めることができます。どちらのモデルもロレックスの品質と精度を備えていますので、個々の好みやニーズによります。
2015年の秋頃に梨地バックルから鏡面バックルへ変更され、
相場的には梨地の加工がされたバックルと鏡面の加工がされたバックルにより差が生じます。
鏡面モデルが新しい(廃盤時期に近いモデル)なので、高値ですね。
また、大きな変化としては36㎜のケース径を維持してきたエクスプローラーⅠですが、「Ref.214270」で初めて39㎜のケース径となり大きな話題を集めました。

ロレックス

【第7世代】Ref.214270|2016年頃~2021年頃

2016年~2021年の後期型においては、インデックスの3・6・9にクロマライト夜光塗料が塗られており、視認性がアップしています。
こちらは、実用性に長けているモデルなので日常使いに大変おすすめです!

ロレックス

【第8世代】Ref.124270|2021年頃~

1. 製造期間:Ref.124270は2021年から現在まで製造されています。
2. ケース:ケース径は36mmで、先代モデル(Ref.214270)から3mm小さくなりました。
3. ムーブメント:新世代ムーブメント「Cal.3230」を搭載しており、パワーリザーブは約70時間です。
4. ダイヤル:ダイヤルの「EXPLORER」の文字が6時位置から12時位置に移動しました。
5. ブレスレット:ブレスレットの幅が20mmから19mmに縮小されました。

ロレックス

【第8世代】Ref.124273|2021年頃~

ロレゾール(コンビ)仕様:エクスプローラーの約70年という長い歴史で初となるロレゾール(コンビ)仕様として大きな驚きとともに迎えられました。
賛否両論のこちらのモデル、筆者は欲しい時計リストの1本です。
コンビモデルはダサい!と感じる方もいるとは思いますが、ステンレスとK18YG部分のエイジングの差が楽しめるのが醍醐味ではないかなと。
こちらのモデルではベゼル、リューズ、針、アプライドダイヤルマーカー、そして中央のブレスレットリンクに18Kイエローゴールドを使用しています。
他モデルのコンビと何ら変わらないですが、シンプルなデザインだからこそこのYGのバランスが絶妙で良いです!
この時計は相当量の金無垢を素材として使用しているのに、ケースサイズを36㎜にしたことで
フィット感が増しているので、ロレゾールを挑戦するということに躊躇している方は、サイズが小さいことが中和剤になると考えます。
ゴールドの量がブラックダイヤルほどは多くないため、あまりリスクを負うことなくロレゾールの世界に足を踏み入れることができると思います。
これにクロムハーツのジュエリーをコーディネートする日はいつ来るのか・・・

いかがでしたか、前回と今回2本立てでロレックスのエクスプローラーIについて説明をしました。記事を書いていると、こんなにエクワンが好きだったのかと世代別に熱量の差が手てしまったことをここで謝ります。
キタムラではもちろんすべての世代のエクスプローラーIを買取しております!
販売ももちろん実績がありますので、お気に入りの1本を見つけてくださいね!
それではまた!

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