ロレックスの定番「デイトジャスト コンビ」!おすすめモデルや選び方を解説

高級腕時計ブランドとしてあまりに高い人気を誇り、そのコレクションのクオリティの高さから最高峰の実用時計とも名高いロレックス。人気モデルにはデイトナやGMTマスターといった超有名なモデルが揃い、時計ファンなら誰もが一度は憧れるブランドと言えます。
当記事ではそんなロレックスのコレクションの中から、「デイトジャスト」のコンビモデルをピックアップ。普通のステンレスモデルには無いその魅力について詳しく解説します。
目次
【ロレックス】デイトジャストのコンビモデルとは
デイトジャストの正式名称は「オイスターパーペチュアルデイトジャスト」で、ブランドを象徴するコレクションのひとつです。ロレックスの3大機構の全てを初めて搭載したモデルであり、色褪せないそのデザインが魅力の定番モデルとなっています。
まずはそのコンビモデルについて詳しく解説します。
腕時計のコンビとはどんなモデル?
腕時計のコンビモデルとは、ゴールドとシルバーなど、異なる色、素材を組み合わせた腕時計を指します。無垢と呼ばれるケース全てに貴金属を用いた華美なモデルと異なり、手元に控えめに高級感を演出できるのがその最大の魅力と言えます。
最もポピュラーなコンビモデルはステンレススティールとイエローゴールドの組み合わせで、多くのブランドがこの仕様を採用しています。
デイトジャストのコンビモデルの特徴
デイトジャストのコンビモデルは、ステンレススティールモデルのワンランク上に位置するラグジュアリーモデルです。デイトジャストではイエロー、ホワイト、エバーローズの3種類のゴールドを使ったコンビモデルが登場しており、それぞれで違う魅力を秘めています。
ちなみに、ロレックスのコンビモデルは「ロレックス+ステンレス+金」を意味する「ロレゾール(Rolesor)」というブランド独自の造語で呼ばれています。
デイトジャストのコンビは型番で仕様が分かる
6桁もしくは5桁の数字とアルファベット(無い場合もある)で構成されるロレックスの型番には法則があり、そこからはモデルの仕様をある程度読み取ることができます。
まず、最初の4桁(5桁の型番の場合は3桁)はデイトジャストなどのモデル名を示しています。その次の番号はベゼルナンバーと呼ばれ、ベゼルタイプを指します。最後の数字はケースやブレスレットの素材を示しており、コンビモデルの場合は1~4が使われます。
ちなみに、アルファベットはダイヤなどの装飾によって付けられます。
【査定士目線】デイトジャストコンビをなぜ選ぶ?
“ただの定番”で終わらないのが、ロレックス・デイトジャストのコンビ仕様。ここでは、普段から数多くの時計を扱うカメラのキタムラの査定士がデイトジャストコンビを査定士目線で魅力を語ります。
「品のある華やかさ」が日常に寄り添う
ロレックスのコンビ仕様は、派手すぎず、地味すぎず。基本的なオイスターケースでより頑丈で防水性能にたけている実用性も持ち、そのどちらにも偏らない絶妙なバランスが、幅広いシーンで頼れる一本にしてくれます。デイトジャストはドレスウォッチとして扱われることが多いですが、あらゆる素材とあらゆる文字盤により見え方が様々なところが面白いです。特別な日にも、普段着にも違和感がない。それって、実はすごいことなんです。
時代を超えて使える「完成されたデザイン」
こんなにも種類が豊富なデイトジャストですが、何十年もの間アップデートを重ねてきたにもかかわらず、その基本的なシルエットはほとんど変わっていません。むしろ、最初の段階ですでに完成されていたからこそ、大きな変更を必要としなかったのだと思います。こういう時計って、意外と少ないんですよ。
「使い込むほどに増す味」が魅力
ピカピカの新品もいいけれど、コンビの面白さは、傷やくすみによって表情が育っていくこと。金の部分がほどよく落ち着き、ステンレスと調和していく感じは、まさに“時間の仕事”。手入れをしながら付き合っていくうちに、愛着はどんどん増していきます。
自分にぴったりのロレックス デイトジャストコンビの選び方
さて、デイトジャストはケースサイズやベルトタイプ、使われている素材など、それぞれに豊富なバリエーションがある自由度の高いモデルとなっています。しかし、その選択肢の多さゆえにモデル選びに迷ってしまうこともあるかもしれません。
そこでここでは、自分にぴったりのデイトジャストコンビモデルの選び方を解説します。
ケースサイズで選ぶ
腕時計におけるケースサイズとは、リューズを除いた横幅直径のことを指します。ロレックスではその数値によってメンズ、レディース、ボーイズと分けられており、性別によってある程度自分に合うモデルを絞れるようになっています。
メンズは36~41mm、レディースは26~28mm、ユニセックスなボーイズは31mmとなっているので、この中から選ぶようにするとバランス良く着用できるでしょう。
ベルトの種類から選ぶ
ロレックスではいくつかのブレスレットの種類が用意されており、自分好みのデザインのものを選ぶことができます。中でもポピュラーなのがジュビリーブレスレットとオイスターブレスレットです。
ジュビリーは5列リンクのブレスレットで、エレガンスな印象のあるデザインと着用感の良さが魅力となっています。一方オイスターはいわゆる3連ブレスレットで、スタンダードなデザインはさまざまなファッションに合わせやすくなっています。
素材から選ぶ
デイトジャストのコンビモデルはイエロー、ホワイト、エバーローズの3種類のゴールドが使われており、それぞれで見た目の雰囲気が異なります。派手さを求めるならイエロー、控えめに見せたいならホワイトなど、好みに合わせて選びましょう。
中でも、エバーローズゴールドはロレックス独自のピンクゴールドで、その温かみのある色合いは性別問わない人気を集めています。さらに、このゴールドは色褪せにくいという特長も備えています。
文字盤から選ぶ
デイトジャストのコンビは、カラーとディテールの選択肢がとにかく豊富であり、自分好みのデザインを選ぶことができます。
使い勝手のよいホワイトやブラック、スタイリッシュなブルー、アクセントになるグリーンなど、着けるシーンに沿ったものを選ぶと良いでしょう。
その模様も、スタンダードなサンレイに加え、近年はパームやフルーテッド、艶やかなラッカーやマザーオブパールまで幅広く展開しています。
インデックスで選ぶ
インデックスは文字盤にある、時間を表す目盛りや数字といった表記のことを指します。
デイトジャストではこの表記にもいくつかの種類があり、スタンダードなアラビア数字やローマ数字、スポーティなバータイプなどから好みのタイプを選ぶことができます。
中にはインデックスをダイヤに置き換えたラグジュアリーなものも登場しており、文字盤の表情付けに大きく影響するディテールと言えます。
メンズ向け:おすすめのデイトジャストコンビ人気モデル
ここからは、人気のデイトジャスト コンビモデルをメンズ、レディースごとにご紹介していきます。それぞれに独自の魅力があるデイトジャストの定番モデルですので、コンビモデル選びに迷った際はぜひ参考にしてみてください。
まずは、メンズ向けのおすすめデイトジャスト コンビモデル4選をご紹介します。
Ref.126334 オイスタースチール×ホワイトゴールド
ホワイトゴールドとのコンビモデルにシルバーの文字盤を採用した、ワントーンのビジュアルを特徴とする一本です。ケースサイズは28mmで、男性用の36mmのRef.126234や41mmのRef.126334とのペアウォッチにも選びたいモデルと言えます。
Ref.126233 オイスタースチール×イエローゴ-ルド
オイスタースチールとイエローゴールドのコンビモデルで、ジュビリーブレスレットを採用したモデルです。ケースサイズは36mmで、文字盤カラーはオリーブグリーンとなっています。
ローマ数字のインデックスは6時と9時の表記にダイヤが嵌め込まれており、高級感を重視したモデルとなっています。
オリーブグリーンの文字盤とイエローゴールドの組み合わせは鮮烈で、カジュアルファッションの外しアイテムにふさわしいデザインが魅力と言えます。
Ref.126333 ステンレススティール×イエローゴールド
イエローゴールドとステンレススティールを組み合わせた、非常にスタンダードなデザインのコンビモデルです。ブレスレットはジュビリーが採用され、インデックスはバータイプとなっています。
ゴールドのサンレイ文字盤はお手本のようなラグジュアリー感を演出しており、ステータスアイテムとして使うのに持ってこいのビジュアルが魅力と言えます。
Ref.126331 チョコレート ジュビリーブレス
エバーローズゴールド×ステンレススティールの41mm径モデルで、チョコレートカラーの文字盤と温かみのあるエバーローズゴールドの組み合わせが特徴的なメンズモデルです。
女性人気が高いチョコレートカラーの文字盤ですが、エバーローズゴールドの色合いと組み合わせることでそれぞれを上品に引き立て合い、男性の手元にも品格を作り出してくれます。
レディース向け:おすすめのデイトジャストコンビ人気モデル
続いて、レディース向けのおすすめデイトジャスト コンビモデル3選をご紹介します。メンズ向けでもそうですが、デイトジャストのコンビモデルは非常にバリエーションが豊富なため、腕時計を着用したいシーンに合わせたデザインのものを選ぶことができます。
ここでご紹介したモデル以外にも色々探してみることをおすすめいたします。
Ref.279171 ステンレススティール×エバーローズゴールド
ステンレススティールとエバーローズゴールドのコンビモデルで、ローマ数字のインデックスを採用したスタンダードなデザインのモデルです。
直径は28mmで、文字盤カラーは定番のホワイトや人気のチョコレート、フェミニンなオーベルジーヌなどから選ぶことができます。また、ブレスレットもポピュラーなジュビリーだけでなく、オイスターも用意されています。
エバーローズゴールドの色褪せない輝きは長年の使用に最適で、ずっと着けていたい腕時計が完成しています。
Ref.279171Gステンレススティール×エバーローズゴールド
こちらは、前項のRef.279171のバリエーションモデルで、シェル文字盤とダイヤインデックスが特徴的なモデルです。シェル文字盤はマザーオブパールとも呼ばれ、白蝶貝の美しい表情を楽しめる文字盤となっています。
本作では、そこにダイヤインデックスが更なる高級感を与えており、まるで上質なパールジュエリーのような輝きを手元に演出してくれます。派手すぎず、地味すぎず使えるので、活躍の機会も多いのではないでしょうか。
Ref.179173 ステンレススティール×イエローゴールド
2016年まで販売されていたこのイエローゴールドとのコンビモデルは、その26mmという小ぶりなサイズが使いやすく、中古市場でも人気の高いモデルとなっています。
こちらも文字盤カラーやインデックスの種類が非常に豊富であり、さまざまなウォッチフェイスを自分のコーディネートに合わせて選ぶことができます。
イエローゴールドとのコンビはどちらかというとマニッシュな見た目となっており、どこか可愛げのあるビジュアルで多くの女性に愛用されています。
Ref.279174 オイスタースチール×ホワイトゴールド
ホワイトゴールドとのコンビモデルにシルバーの文字盤を採用した、ワントーンのビジュアルを特徴とする一本です。ケースサイズは28mmで、男性用のRef.279174とのペアウォッチにも選びたいモデルと言えます。
また、華美な印象をおさえたホワイトゴールドとのコンビはささやかに高級感を演出できるため、厳格なビジネスシーンなどでも着用できるモデルとなっています。
デイトジャストのコンビモデルは今後価値が上がる可能性がある
金相場の高止まりとロレックスの定価改定の影響を受けやすく、長期的には価値の上昇・維持が見込めます。一方で中古相場は景気・為替・供給量で短期的に揺れます。資産性を意識するなら
①定番ダイヤル×定番ブレス、②箱・保証書・整備履歴の完備、③過度な研磨跡やブレス伸びの少なさ
を意識して選ぶとよいでしょう。生産終了仕様や人気色は上振れ余地がある反面、奇抜な文字盤は買い手が限られます。今後も金の値上がりが続くことを考えると、なるべく早めに購入するのがおすすめと言えます。
歴史が長いカメラのキタムラなら安心して時計の取引ができる
カメラのキタムラではカメラだけでなく、中古のスマートフォンや高級腕時計も取り扱いしております。
長年の中古カメラの取り扱いで培った経験とノウハウを活かし、お客さまにご満足いただける取引を心がけております。特にロレックスの売却に関しましてはどこよりも高い査定額を心がけており、他社様のお見積りをご持参いただければ可能な限りの対応をさせていただきます。
まとめ
当記事では、ロレックスの定番シリーズであるデイトジャストのコンビモデルについて、その特徴やおすすめモデルをご紹介しました。
高級感のある金無垢とノーマルなステンレススティールモデルの中間にあたるコンビモデルですが、控えめに高級感を演出できるビジュアルは年々評価を上げ続けています。