オメガ（OMEGA）スピードマスター（Speedmaster）の魅力に迫る！

オメガ スピードマスターの魅力に迫る！

お世話になっております。
みなさま今年の目標は立てましたか？
私の今年の目標の一つは内臓にやさしくすることです。
つまりは「休肝日」であったり「断酒」であったり、内臓（肝臓）に負担をかける行為を少なくすること。
疲れの原因は肝機能の低下もあるので肝臓ケアも心がけるようにしたいと思います。
そこで、今ソーシャルメディア上で人気に火が付いた「dryJanuary」についてご紹介します。
1年最初の1カ月、禁酒を徹底するというものです。
ホリデーシーズンで疲れた体とお財布を休ませるチャレンジとして2012年、英国の慈善団体が始めました。
そもそも「dryJanuary」の本当の目的は、1カ月の禁酒というわけではなく、この経験を生かして年間通してアルコールとの関係性を見直すライフスタイルを構築することです。
昨年よりも健康に、体に良い生活を心がけてみませんか？

さて、今回のお題は
オメガ（OMEGA）スピードマスター（Speedmaster）の魅力に迫る！
スピードマスターはオメガの代表的なスポーツモデルの一つです。
今回は「シューマッハ」モデルにフォーカスします！

オメガというメーカーについて

オメガは、1848年にスイスで設立された高級腕時計メーカーで、現在はスウォッチ・グループに所属しています。
ブランド名の「オメガ」は、ギリシャ語の最終文字「Ω＝オメガ」から取られており、「最高」や「究極」を意味します。
歴史の中で数々の自社開発キャリバーを世に送り出してきました。
特に1970年代までは新型キャリバーを頻繁に開発・発売していました。
現在でも、シーマスターやアクアテラなどに使用されているCal.8500シリーズのムーブメントは、地板や装飾も含めてオメガによる100%自社開発のムーブメントです。
主なコレクションには、「スピードマスター」、「シーマスター」、「コンステレーション」、「デ・ヴィル」などがあります。
これらの時計は、高精度なスイス製ウォッチとして、卓越した時計製造技術が光っています。
また、オメガの時計は、その耐久性の高さから1965年にはアメリカ航空宇宙局の公式腕時計として採用されました。

スピードマスターの誕生

オメガの「スピードマスター」は、1957年に誕生しました。
特徴は、ブラックの文字盤にクロノグラフ機能の30分積算計、12時間積算計のカウンターを備え、さらに移動する物体や乗り物の速度を読み取るタキメータースケールを世界で初めてベゼルに装備した、最先端のクロノグラフの誕生でした。
スピードマスターの初期モデル（Ref.2915）は、頑丈なケースと防水機能などの信頼性が高く評価されました。
また、タキメータースケールをベゼルに配した初の腕時計でもありました。
1962年、宇宙飛行士ウォリー・シラー氏がマーキュリー・アトラス8号で宇宙飛行を行った際、彼の腕に巻かれていたのがスピードマスターの2ndモデル『CK2998』でした。
その後、NASAはスピードマスターを宇宙飛行士用の腕時計として採用しました。

90年代~2000年代のスピードマスターの特徴は？

スピードマスターは、少しオフセンターのレイアウトと好みの分かれる自動巻きムーブメントなので、長いあいだコレクターに無視されてきた印象でした。
それが理由で、中古市場では比較的安価に手に入れることができました。
だいたいのコレクターは「どうせスピードマスターを買うなら、プロフェッショナルモデルがいい」そんな感じでした。
しかし、同スピードマスターシリーズのなかで、注目されていたモデルがあります。
それは、F1界の伝説的存在であるミハエル・シューマッハに関連したモデルです。
シューマッハが参加したスピードマスター リデュースドは何十種類も作られ、そのどれもが派手か面白い、時にはその両方を兼ね備えたデザインディテールを誇っています。

ミハエル・シューマッハについて

ドイツ出身の元レーシングドライバーで、F1の歴史上最も成功したドライバーの一人と広く認識されています。
生年月日：1969年1月3日12
国籍：ドイツ
F1での活動時期：1991年-2006年、2010年-2012年
過去の所属チーム：ジョーダン、ベネトン、フェラーリ、メルセデス
タイトル：7回（1994年、1995年、2000年、2001年、2002年、2003年、2004年）
優勝回数：91回
その正確なドライビングと、強靭なフィジカルから、日本では「ターミネーター」、日本国外では「サイボーグ」と呼ばれる時期がありました。
フェラーリ在籍期、テレビのF1中継では「皇帝」の愛称が使われました。
彼の6歳年下の実弟ラルフ・シューマッハも元F1ドライバーで、ウィリアムズ・グランプリ・エンジニアリングなどで6勝を挙げました。
また、息子のミック・シューマッハもF1ドライバーでしたが、2023年はシートを失い、ミハエルが最後に過ごしたメルセデスのリザーブドライバーになりました。
その後、2013年末にフランスのスキーリゾートでの事故により脳に大きな損傷を負い、現在もスイスの自宅でリハビリを続けていると伝えられています。
家族とシューマッハはジェスチャーでしか意思の疎通が取れないものの、病状を改善するためできる限りのことをしているとのことです。

1996年 スピードマスター　レーシング　175.0032 / 3810.6

1996年 F1チームベネトンからフェラーリに移籍した「赤き皇帝」ミハエル・シューマッハ。
同年よりオメガのアンバサダーも務めました。
その年「フェラーリ」にちなんだチームカラーのモデル「スピードマスター・レーシング」が誕生しました。
レッドダイヤル＋レザーストラップの3810.61とレッドダイヤル＋ブレスレットの3510.61は1996年から1999年の4年間製造されます

1996年 スピードマスター シューマッハ　Ref.3810.12 イエロー

イエローのレザーストラップと、タイヤをモチーフにしたケースに入っている限定モデルです。
3810.61と同じ年にリリースしました。
1998年にワールドチャンピオンの座を勝ち取った記念に造られたコラボレートモデルで、3510.12の革ベルトタイプと同じで、裏蓋にも特に装飾はなくモデルが混在しています。

1998年 スピードマスター シューマッハ　Ref.3810.81.08/Ref.3510.81

フェラーリにも、シューマッハ氏にもあまり関係のない（情報が見当たらない）謎に包まれたモデルです。
同年代にでた3510.80は6時のインダイヤルに「チェッカーフラッグ」が記されたモデルです。

2000年 スピードマスター レーシング シューマッハ Ref.3518.50/3517.30

ベネトンから数えて3回目、フェラーリに来て初めてのワールドチャンピオンになったシューマッハ氏を讃えた限定モデルです。
チェッカーフラッグをモチーフにした黒文字盤3518.50が6000本、シルバー文字盤3517.30が4000本限定で発売されました。
おそらくレーシングに初めて「シューマッハ」の刻印が刻まれたモデルだと思います。

2002年 スピードマスター レーシング シューマッハ Ref.3519.50

2002年発表された2001年のワールドチャンピオン記念モデル。
カーボンダイヤルに5分のインデックスが大きな「1」になっている特別なモデルです。
今回はスピードマスターデイトをベースにしています。

2003年 スピードマスター デイデイト レーシング シューマッハ Ref.3529.50

翌2003年には2002年に5度目のワールドチャンピオンとなりました。その功績を讃えて5555本の限定モデルを発表します。
更に3552.59というモデルも2003年に偉業を讃え「レーシング」がクロノメーターを取得してレベルアップをしました。
3659.50.31555本限定です。革ベルトがそのうち530本、残り25本はなんと金無垢ブレスという豪華さです！

2004年 スピードマスター シューマッハ Ref.3559.32

世界6000本限定、勢いは止まりません。
2003年に6度目のワールドチャンピオンになったシューマッハ。
2004年「伝説」と名付けられた限定モデルSpeedmaster Automatic Chronometer “Michael Schumacher 2003″をリリース。

2005年 スピードマスター “The Legend”コレクション　Ref.3506.31.00/Ref.3507.51.00/Ref.3506.61.00

そしてファイナル。
7度目のワールドチャンピオンに輝いたシューマッハ。
3本のレジェンド・コレクションがリリースされました。
こちらのモデルも相場があがっており、なかなか手を出せない価格帯となっております・・・

いかがでしたか？
今回はオメガのスピードマスターの中でも、シューマッハモデルにフォーカスをあててみました！
とても気になっているのは、1998年 スピードマスター シューマッハ　Ref.3810.81.08/Ref.3510.81のブルーの正体です・・・
また情報を探してみなさまに提供できるように努めます！
今回はここまで！
それではまた！

オメガ スピードマスターの高価買取に挑戦中！

プラチナ素材を使用したブランド時計も高価買取中！ぜひ査定のお申し込みお待ちしております。

キタムラでは高価買取実施中！

キタムラでは腕時計をはじめ、ブランド・宝石を中心に高価買取に挑戦中です。見積のみも大歓迎。
是非お近くの店舗にご相談ください。

この記事を書いたのは…